こんにちは!
神奈川県横浜市の大規模修繕工事専門店「オーナー様の修繕窓口」です。
アパート・マンションの大規模修繕を考えた際に、すぐに施工会社に見積もり依頼をしてしまうオーナー様は少なくないようです。しかし、これでは適切な修繕は期待できません。工事に入る前に「建物診断」を受けることが必要です。
「建物診断」とは、建物の現在の劣化状態を客観的につかみ、修繕工事が必要かどうかどうかを判断するために行います。「建物劣化診断」「劣化診断」とも言います。
【建物診断の目的】
建物診断には主に2つの目的が挙げられます。
1.建物の現状を把握し、工事内容に活かす
アパート・マンションの大規模修繕は、経年劣化に伴う価値の低下を防ぐために行います。外観に損傷がない状態でも行うことがあるため、素人には修繕の必要があるのかどうかわからないことが多くあります。そのようなときのために建物劣化診断が役立ちます。
2.大規模修繕工事の時期を判断する
新築時の長期修繕計画では、あくまでも建築材料の標準的な耐久性を元にした年数を想定していますが、実際には周辺環境や気象条件、利用状態などによって傷み方が異なるため計画通りにはいきません。
仮に10年目を修繕時期としていた場合、外壁の状態が良好であるにも関わらず実施すれば過剰修繕となりますし、逆に著しい劣化が見られるのに「時期ではないから」と修繕を先延ばしにしてしまうと、著しい損傷が出てしまうかもしれません。
建物の現状を把握し修繕が必要な時期に来ているのかを判断するためにも、建物診断が必要なのです。
【建物診断はどこを見る?】
建物診断とは具体的にどのような調査をするかまとめてみました。
主な調査内容は以下のとおりです。
屋根・屋上・・・防水層、塗装の劣化具合
外壁・・・塗装やタイルの浮き・剥離・割れ・欠損・付着力
防水・・・階段・廊下・バルコニーなどの床の防水機能の劣化度
鉄部塗装・・・階段・廊下・バルコニーの手摺りの錆や破損
シーリング・・・外壁目地周り・サッシ廻りのひび割れ
共用部・・・エントランス・バルコニー・廊下などの床、天井や壁の劣化度、雨漏れの有無など
その他・・・電気や給排水などの設備の異常、フェンスやゴミ置き場などの外構の状況
建物本体の外回りや屋内外共用部など、調査対象は多岐にわたります。
それぞれの部位について、目視や触診、打診などで外装材の浮き、ひび割れ、剥離、亀裂、チョーキングなど劣化状態をチェックします。
ドローンを使用することで足場を設置することなく高所部位の確認をすることも出来ます。
またマンションやビルなどの建物診断調査においては、必要に応じ赤外線サーモグラフィカメラを使用し、目視や触診では判断できない雨漏れなどの異常個所もデータ解析により効率的に見つけだします。
このような調査を行った結果を部位ごとに写真入りで記録し、劣化の進行状態に応じて「早急に修繕が必要」「〇年先までに修繕に着手した方が良い」など、修繕の緊急性を評価した報告書にまとめます。
大規模修繕工事では、まず建物の状態を正確に知ることが、現状に即した実施時期の判断や有効性の高い工事内容を組むことにつながります。
建物診断をすることによって、今すぐに修繕が必要なのか、今すぐではない場合はいつ大規模修繕を実施すればよいのかなど、マンション修繕についての不安点がクリアになります。
建物はオーナー様・入居者様にとって生活の基盤となる大切な資産です。
長く安心して使い続けられるよう、適切なメンテナンスを行いしっかり守っていきましょう。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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